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まちかど救急ステーション

市民による安全・安心のまちづくりのために

◆ まちかど救急ステーション表示制度とは?
 まちかどで、不慮の事故や急病により倒れ命が危険にさらされている人が、一刻も早く自動体外式除細動器(AED)の使用を含めた応急手当が受けられるよう、一定の条件を満たす事業所等を「まちかど救急ステーション」として表示するものです。
 
◆ なぜ、必要なの?
 不慮の事故や急病により、呼吸・脈拍が停止するなどの重篤な人に対しては、一刻も早く応急手当を施すことが必要であり、特に致死的な不整脈により倒れた人の場合には応急手当の開始が遅れるごとに救命率が低下すると言われています。
 
◆ 表示を受けられる条件は?
 次の要件を満たしていることが必要です。
1 表示対象となる施設が消防法令に違反していないこと。
2 常時使用可能な状態に整備されたAEDを設置していること。
3 救命講習を受講している職員、従業員等が勤務していること。
 
◆ AED(自動体外式除細動器)とは
 呼吸や脈が停止した傷病者の心電図を自動解析し、除細動(電気ショック)が必要な場合に音声等の指示により除細動を実施する安全性の高い機器です。
機器が操作要領を音声で案内するため、たまたま現場に居合わせた市民の方でも使用が可能です。
日本国内においては、平成16年7月から医療従事者以外による使用が可能になりました。
 
◆ AEDの効果
 「心室細動」(心筋の動きがバラバラとなり、ポンプの役目を果たさなくなる状態)等の生命に関わる重大な不整脈が生じた場合には、直ちに「電気的除細動」(電気ショック)を行う必要があります。
蘇生のチャンスは発症から電気的除細動がより迅速に実施された場合ほど救命率は良好であり、1分遅れるごとに7~10%低下するといわれています。 一方で、119番通報から救急隊員の現場到着までに要する時間は、平均5.7分程度(平成16年中)となっており、現場に居合わせた者等によって、電気的除細動を速やかになされれば、救命にとって有効となることが期待されます。
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