特産品
野菜
徳島県のブランド品目の1つでもある「なると金時」。 JA徳島市では、川内支所管内で栽培されており、管内で栽培した「なると金時」を「甘姫(あまひめ)」というブランド名で商標登録しています。
早掘りは7~9月に出荷、貯蔵用は10~6月に出荷します。
主に京阪神市場、中京市場、一部関東市場へ出荷しているほか、各直売所「なっとく市場」「松茂直売所」「川内直売所 十郎兵衛」の店頭で購入できます。
和食、洋食、中華料理など多くの料理に利用でき、おやつにもピッタリ。 「なると金時」は徳島県のブランド品目の1つです
≪出荷データ≫
主な生産地 :川内
主な出荷先 :関東、近畿、中国、四国
年間出荷量 :約3,620t (2016年度データ)
出荷時期 : 周年出荷
生しいたけは、眉山支所、佐那河内支所、多家良支所、八万支所、勝占支所、南井上支所で栽培されています。上面栽培方式で栽培することにより、しいたけに直接散水することがないため、新鮮で棚もちが良く、高品質なしいたけに仕上がっています。
管内には、「菌床供給センター」、および2箇所の「パックセンター」を設置し、選別・パック詰めに係る時間の短縮に伴う栽培面積拡大や品質・規格の統一、出荷量の増大による有利販売など農家所得向上に取り組んでいます。
どんな料理にも使いやすい便利な食材ですが、肉厚で風味豊かな生しいたけは、そのまま焼いてスダチをかけて食べても絶品です。
≪出荷データ≫
主な生産地 : 多家良、上八万、佐那河内村
主な出荷先 : 関東、近畿、中国、四国
年間出荷量 : 約1,723t (2016年度データ)
出荷時期 : 周年出荷
菜の花は、多家良支所、勝占支所、眉山支所等で栽培がさかんに行われています。主な栽培品種は春蕾、花かんざし、花飾り、88号などです。
徳島県の菜の花は束が整っており品質も高いとして、京阪神、京浜各市場から非常に人気があります。9月上旬から播種、定植を順次行います。出荷は桃の節句がある3月にピークを迎え、5月まで続きます。
菜の花はサッとゆがいて「おひたし」で食べても、和え物や炒め物、お漬物などに多く使われますが、洋風料理にもあうので、最近料理の幅が増えています。
≪出荷データ≫
主な生産地:多家良、佐那河内、勝占、上八万主な
出荷先:関東、近畿
年間出荷量:約230t(2016年度データ)
出荷時期:11月頃~5月頃
小松菜は生育期間が短く、短期間で収穫できるため、春夏作物と秋冬作物の間作として栽培が始まりました。近年では露地栽培とハウス栽培とで通年出荷されています。また生産者が冷蔵庫を備え、新鮮で美味しいものを出荷できるよう気をつかっています。
カロテンやビタミンC、鉄、食物繊維など豊富に含み、特に骨粗しょう症やイライラ予防に効果があるカルシウムは、ほうれん草の約3倍以上含まれています。
小松菜は栄養価が高く、とくにカルシウムの含有量は野菜の中ではトップクラス。定番のおひたしや和え物、炒め物の他、灰汁(あく)が少なく下ゆで不要なので、サラダや生ジュースなどにも使えます。
≪出荷データ≫
主な生産地:国府、不動、北井上
主な出荷先:中部、近畿、四国
年間出荷量:約167t(2016年度データ)
出荷時期:周年(露地:4月~11月)
(ハウス:12月~3月)
昭和48年頃から入田地区で栽培が始まり、応神、不動、北井上へと拡大し、現在管内の出荷量は県下の50%以上を占めています。また時期により氷詰め出荷を行うことで鮮度維持に努めています。
花蕾(からい)というつぼみの集まった部分のほか、茎の部分にも栄養素が多く含んでおり、特に糖尿病の予防効果があるクロム、血圧を下げるカリウム、貧血を予防する鉄、カルシウム等を含む栄養満点の緑黄色野菜です。
ブロッコリーはレモン約2倍のビタミンCを始め、多くの栄養素を含む緑黄色野菜です。味や香りにくせがなく様々な料理に使用できます。また、つぼみだけでなく茎も茹でると甘味がでるので無駄なくいただけます。
≪出荷データ≫
主な生産地:不動、応神、北井上
主な出荷先:近畿、四国
年間出荷量:約3,020t(2016年度データ)
出荷時期 :10月頃~6月頃
昭和42年頃、JA徳島市管内で、ハウス栽培が県下でも早くに始まり、昭和57年頃から急速に生産が拡大されました。現在はハウス・露地・貯蔵の栽培方法で周年出荷されています。収穫されたすだちは、生産者がコンテナを集荷場へ運び、集荷場の機械化された設備で選果・選別され、市場へ出荷されます。
すだちには体内の塩分を排出されるカリウムや新陳代謝を高めるクエン酸を多く含むことから、減塩効果や疲労回復効果が期待されます。
徳島を代表する特産物。焼き魚、汁物、冷や奴、和え物などにサッと振りかければ、爽やかな香りとさっぱりした風味が味わえ、食材の旨味を一層引き立ててくれます。
≪出荷データ≫
主な生産地:佐那河内、眉山、多家良
主な出荷先:関東、中部、近畿、中国
年間出荷量:約615t(2016年度データ)
出荷時期:周年(ハウス:3月中~8月中)
(露地:8月中~10月)(貯蔵:10月~3月上)
JA徳島市の枝豆は、昭和40年代後半から、北井上支所で栽培が始まりました。現在では、北井上地区を中心に昭和50年頃から水田転作の作物として周辺地域へ広がり、主に京阪神市場へ出荷されています。
主な栽培品種は「湯あがり娘」、「エゾミドリ」、「グリーン」などがあり、なかでも湯あがり娘は食味の良さに特に影響するショ糖含量が多く、食味抜群の品種です。
畑の肉とも呼ばれる大豆を若い状態(未熟豆)で収穫する野菜で、タンパク質以外に大豆にはないビタミンCも豊富に含んでいます。 最近では「湯あがり娘(むすめ)」という甘くてコクのある品種も早期に出荷され、人気を博しています。
≪出荷データ≫
主な生産地: 北井上、不動、南井上
主な出荷先: 近畿、四国
年間出荷量: 約419t(2016年度データ)
出荷時期 : 5月頃~9月頃
管内には青ねぎ、細ねぎ、白ねぎが栽培され、特に沖の洲地区で栽培されている渭東ねぎは地域団体商標登録に四国で初めて登録されたブランド品目で、濃い香りと甘味が味わえます。
ねぎに豊富に含まれるカロチンは目や皮膚、粘膜などの健康を維持し、強い抗酸化作用で風邪やがんを予防する効果があります。また特有のにおいと辛味の成分は硫化アリルという成分で、血液を浄化して血行をよくするほか、血糖値を降下させるはたらきがあるため、糖尿病予防にも有効です。
原産地は中国と推定され「体を温め、疲労を回復する薬用植物」とされてきました。管内には四国で初めて地域団体商標に登録された「渭東ねぎ」が栽培され、日持ちが良く濃い味や香りが特徴です。
≪出荷データ≫
主な生産地: 渭東,佐那河内,加茂名,北井上,眉山西部
主な出荷先: 近畿、四国
年間出荷量: 約778t(2016年度データ)
出荷時期 : 周年出荷
【効能】
キャベツの改良種のひとつで、ブロッコリーと同じ仲間のカリフラワーは花椰菜とも呼ばれ、ヨーロッパが原産地です。風邪予防や肌トラブルに効果的なビタミンCを淡色野菜の中では最も多く含んでいて、100gで一日の必要量が摂取できると言われているほど。茹でた時のビタミンCの損失率が低いのも特徴で、食物繊維やビタミンB1、B2なども含んでいます。茹でると甘みが増し、茹でる際に少量の塩、お酢、小麦粉を入れると白く仕上がります。
JA徳島市の枝豆は、昭和40年代後半から、北井上支所で栽培が始まりました。現在では、北井上地区を中心に昭和50年頃から水田転作の作物として周辺地域へ広がり、主に京阪神市場へ出荷されています。
主な栽培品種は「湯あがり娘」、「エゾミドリ」、「グリーン」などがあり、なかでも湯あがり娘は食味の良さに特に影響するショ糖含量が多く、食味抜群の品種です。
畑の肉とも呼ばれる大豆を若い状態(未熟豆)で収穫する野菜で、タンパク質以外に大豆にはないビタミンCも豊富に含んでいます。 最近では「湯あがり娘(むすめ)」という甘くてコクのある品種も早期に出荷され、人気を博しています。
≪出荷データ≫
主な生産地: 北井上、不動、南井上
主な出荷先: 近畿、四国
年間出荷量: 約419t(2016年度データ)
出荷時期 : 5月頃~9月頃
果物
水田の裏作として栽培されていた麦に変わる収益性の優れた作物として栽培が始まり、現在南部地域を中心に拡大し、生産量は県下の約40%を占めています。「とよのか」「さちのか」「紅ほっぺ」「ももいちご」「さくらももいちご」が主に栽培されています。
いちごには風邪予防や美肌効果に期待できるビタミンC、貧血予防に効果的な葉酸、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑制する食物繊維が多く含まれています。
管内から出荷される主要品種は「さちのか」「紅ほっぺ」「ももいちご」 ビタミンCが豊富で中程度の大きさを7~8粒摂取すれば1日の必要量(100mg)を十分満たしてくれます。
≪出荷データ≫
主な生産地: 多家良、佐那河内、眉山、勝占、南井上
主な出荷先: 近畿
年間出荷量: 約395t(2016年度データ)
出荷時期: 12月~5月